桜と日本人
日本人は桜が好きですよね。私も大好きな花です。私はソメイヨシノやオオヤマ桜のような桜も好きですが、オオシマ桜のようなやや地味な山桜系も好きです。オオシマ桜は桜餅の桜葉です。伊豆の松崎周辺は日本第一の桜餅用の桜葉の産地です。桜の季節は花の香りではなく、若葉が桜餅のような香りを出します。オオシマ桜は化粧咲き現象と言って、散り際に桜の中心が白色から紅色に変わります。咲き始めは真っ白で最後はピンクに変わってゆきます。綺麗ですよ。
さて、桜は昔から日本人の心の故郷なのでしょうね。昔は山桜を「種まき桜」とか「田植え桜」と呼んでいたそうです。しかし万葉集での花は梅の花・古今集以降の花は桜と変わってきました。万葉集では桜の歌は41首 萩が140首 梅が118首歌われているそうです。古今集では春の歌134首の殆どが桜を歌っています。恋の歌を含めるとかなりの数になります。私は万葉集の時代には梅が個人の庭に植えられて食料の一部として重宝されていたのだと思います。それだけ身近にある花だったのでしょう。梅の花が民族の香りで、桜は野山に咲く花だったのでしょう。時代が進み古今集の時代となると日本人としての心が日本古来の花・桜に移行したのではないかと思います。万葉集時代の桜は山桜が主流だったのでしょうか?意外と地味な花だったのかもしれません。古今集の時代以降は山桜でも、やや派手な花がもてはやされ身近に植えられたのでしょう。日本の桜は朝鮮半島南部と日本全土で見られ、種類は400~500種類と言われています。かなり多くの種類がオオシマ桜を元としているそうです。
桜の花は綺麗ですよね。さっと咲いて、さっと散る。熱しやすく冷めやすくすぐ乗せられる、日本の国民性と合っています。
今年4月の福島県(棚倉町・福島市花見山)の桜です。
カメラはオリンパスE-1、E-330、コニカミノルタアルファーSweet Digitalです。









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